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空色の本

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自分のためにできること

心が疲れているときや,何かで傷ついているときは,
心の中に,本当に目に見えない傷があるのだろうと思う.

だから,人の言葉がどんなものであっても,
そこに触れて,つきささったり,ひりひりしたりするのだ.

だけど,配慮のある優しい言葉だけは,やわらかく心の傷を包み込む.

優しさに包まれると,痛みを感じずにすむので,
痛くて拒否していた自分への大切な言葉を
ゆっくりと心の中に受け入れることができたりする.

で,こう生きればよかったのかと気づき,涙といっしょに傷が流されたり,
少し生き方が楽になるのだ.



でも,優しい人ばかりではないのも,この世の中.
それに優しさを利用して,変な生き方をしている人たちもいるのも確か.

自分が,傷ついたとき,助けになってくれるかもしれない
優しい人たちをだましたりして傷つけて,
どんどん無くしていく世の中は,おかしいなぁ...と思う.

わたしは,たぶん,アヌビス神はいると思う.
名前とか,宗教とかは関係なく.そういった存在がいると思う.

これは,死後の行く道は,今の自分の生き方で決まるという考え方.
その行く道の前に立っている門番の神さまの名前.

うちの母が昔,この存在を夢で見た話をしてくれた.

門番の前で,自分の生前の行いを,亡くなった人たちが
長い列を作って,順番に話をするシーン.

「私のここと,ここが問題があるのは,わかっているのですが,
通してはもらえないだろうか...」

で,門番は,
「だめです」
とはっきり答える.

で,人も自分がしたことがわかっているので,
「わかりました」
と答えて別の道を行く.

その門の向こうへ行きたくても行けないのだ.

この夢の話を聞いて,優しさに甘えているだけでは,だめなのだろうなと思った.
最後は,厳しいのだなぁ...と感じた.

実は,アヌビス神は,誰の心にもあって,
自分でちゃんとわかっているのだろうとも思う.
人の人相とかもそれを表していると思うし...

わたしは,仏の人相で生きていたいなぁ...

人生勉強っていうのは,何のためにあるのか...というと,

たぶん,自分のためにあるのだろうと思う.
by sorairobook | 2005-01-22 16:34 | 癒し