ジェスチャーゲーム『なんばんち』という遊びが,小学生の頃流行った.
子どもの頃は,なんでも夢中になれた.
これは,時間を忘れるくらい大好きな遊びだったので,紹介したくて載せました.
タブレットの練習として,いろいろ紹介できたらいいのだけど...♪
小さいお子さんのいる方は,ぜひぜひ遊んでみてください.
意外に,大人の人でも楽しいかもしれません.お芝居の練習とか...
これは,ジェスチャー当てゲームです.
『○番地』の○の数は,ジェスチャーする行動の文字数をあらわします.
たとえば,『テニス』だと,3文字なので,『3番地』.
①まず,2チームに分かれます.
12人いたら,6人ずつ分かれます.(人数は多いほど,おもしろいです)
桃色チームと,
緑色チームに分かれたとします.
横に細長いスペースを用意します.
2チームそれぞれの家の前で線を引きます.その家の前にドアの線も引きます.
(
茶色の線のような感じで...)
②次に,何をジェスチャーするかチームごとに言葉「番地」を考えます.
決まったら,先行のチームが,みんなで相手チームのドアの手前に立って,
「
トントントン」と手でノックするマネをします.
(先行を
緑色チームとします)
③
桃色チームは,ノックされたあと,みんなで「
なんばんち?」とたずねます.
緑色チームは,(テニスをジェスチャーするとして)みんなで「
3番地」と答えます.
それを聞いて,
桃色チームは「
お仕事どうぞ」と,みんなでいいます.
そう言われると,
緑色チームの6人は,その場でいきなり
練習も打ち合わせもなしでテニスのジェスチャーを始めます.
ここが,子どもの天才的なところです.
テニスというだけで,お互いがアイコンタクトなどでボールを打ち合うマネをしたり
役を自然に演じ分けるのです.今思うと,すごいことな気がします.
答えをしゃべったらだめなので,動きだけで伝えます.
④
桃色チームは,その動きを見て,ジェスチャーの答えを当てます.
桃色チームの誰かが,「
テニス」と答えを言ったら,
緑色チームは,自分の家に向かって逃げ込みます.
緑色チームの人が逃げる途中で,
桃色チームにつかまって,相手の家に入れられると,
今度は,
桃色チームになります.
(つかまりそうな人を味方チームが助けるのは,OKです)
⑤ひとりつかまったとすると,次は,
桃色チーム7人と,
緑色チーム5人でスタートします.
⑥今度は,
桃色チームが,
緑色チームのドアをノックして,
別のジェスチャーをし,当てられたら自分の家へ逃げ込みます.
これを順番に続けていって,休み時間が終わったときの人数の多いほうが勝ち...
というゲームでした.
遊びに慣れてくると,ジェスチャーの言葉がだんだん長くなって,文字数が増えました.
高度になっていくほど,おもしろかったです.
大人数だからできるジェスチャーとか,少人数だからできるジェスチャーとか,
工夫やひらめきなどが必要で,いろんな発想力をつける遊びなのでは...と思います.