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空色の本

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子どもの遊び『何番地?』

ジェスチャーゲーム『なんばんち』という遊びが,小学生の頃流行った.

子どもの頃は,なんでも夢中になれた.
これは,時間を忘れるくらい大好きな遊びだったので,紹介したくて載せました.
タブレットの練習として,いろいろ紹介できたらいいのだけど...♪

小さいお子さんのいる方は,ぜひぜひ遊んでみてください.

意外に,大人の人でも楽しいかもしれません.お芝居の練習とか...





 これは,ジェスチャー当てゲームです.

 『○番地』の○の数は,ジェスチャーする行動の文字数をあらわします.
たとえば,『テニス』だと,3文字なので,『3番地』.

①まず,2チームに分かれます.
 12人いたら,6人ずつ分かれます.(人数は多いほど,おもしろいです)
 桃色チームと,緑色チームに分かれたとします. 

 横に細長いスペースを用意します.
 2チームそれぞれの家の前で線を引きます.その家の前にドアの線も引きます.
 (茶色の線のような感じで...)

子どもの遊び『何番地?』_b0048133_212043.jpg




②次に,何をジェスチャーするかチームごとに言葉「番地」を考えます.
 決まったら,先行のチームが,みんなで相手チームのドアの手前に立って,
 「トントントン」と手でノックするマネをします.
 (先行を緑色チームとします)

子どもの遊び『何番地?』_b0048133_2122232.jpg




桃色チームは,ノックされたあと,みんなで「なんばんち?」とたずねます.
 
 緑色チームは,(テニスをジェスチャーするとして)みんなで「3番地」と答えます.

 それを聞いて,桃色チームは「お仕事どうぞ」と,みんなでいいます.

 そう言われると,緑色チームの6人は,その場でいきなり
 練習も打ち合わせもなしでテニスのジェスチャーを始めます.
 
 ここが,子どもの天才的なところです.
 テニスというだけで,お互いがアイコンタクトなどでボールを打ち合うマネをしたり
 役を自然に演じ分けるのです.今思うと,すごいことな気がします.
 答えをしゃべったらだめなので,動きだけで伝えます.



桃色チームは,その動きを見て,ジェスチャーの答えを当てます.
 桃色チームの誰かが,「テニス」と答えを言ったら,
 緑色チームは,自分の家に向かって逃げ込みます.

 緑色チームの人が逃げる途中で,桃色チームにつかまって,相手の家に入れられると,
 今度は,桃色チームになります.
  (つかまりそうな人を味方チームが助けるのは,OKです)

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⑤ひとりつかまったとすると,次は,
 桃色チーム7人と,緑色チーム5人でスタートします.

子どもの遊び『何番地?』_b0048133_22163133.jpg


⑥今度は,桃色チームが,緑色チームのドアをノックして,
 別のジェスチャーをし,当てられたら自分の家へ逃げ込みます.

 これを順番に続けていって,休み時間が終わったときの人数の多いほうが勝ち...
 というゲームでした.

子どもの遊び『何番地?』_b0048133_22192899.jpg




遊びに慣れてくると,ジェスチャーの言葉がだんだん長くなって,文字数が増えました.
高度になっていくほど,おもしろかったです.
大人数だからできるジェスチャーとか,少人数だからできるジェスチャーとか,
工夫やひらめきなどが必要で,いろんな発想力をつける遊びなのでは...と思います.
by sorairobook | 2005-02-03 22:37 | 子どもの遊び