ゲド戦記、観てきました。
原案に宮崎駿さんの本『シュナの旅』
シュナの旅
宮崎 駿 / 徳間書店
が使われているようですね。
映画ゲド戦記は、監督をしたことのない人が作った初めての作品
と思ってみると、すごいなぁと感じます。
建物の描き方は、西洋美術って感じできれいです。
映画のパンフから
テルーの唄は、本当に不思議な縁で出来上がったのだなぁと
感心しました。こういう素晴らしい縁を引き寄せるのも
才能だって言うし、これからがとても楽しみな監督だなぁと
感じました。
ですが、人によっては、ひどい感想が言われていたりするそうで、
そういう内容は、わたしは受け付けません。
どんな作品を作ったとしても、宮崎駿監督のあとでは、
批評は厳しくて仕方ない気がするので、
それを乗り越えて、よりよい作品を作っていってもらいたいなぁと感じます。
P.S 以前書いたブログ『
シュナの旅』について。。。
P.S.色々な批評はあると思いますが、このブログはわたし個人のスペースです。
中傷的、ひどく否定的なコメント&トラバは受け付けませんので、
そういう書き込みがあった場合、わたしの判断で消去させていただきます。
個人的な感想ですが。。。
ものすごく宮崎吾郎監督のお人柄が見えた作品でした。
影があろうと、清んだ目のきれいな空気のキャラクターは、
とても好感がもてる存在でした。
そして、テルーの唄は、すごくひきつけられました。
ただ、ちびっこがいっしょに歌っていたので、
夏休みだなぁと思ったり。。。
ただ、映画のシーンに新鮮さはあまり感じられなくて、
宮崎駿監督の描いたものを集めたのかなと
なつかしい感じはありました。
「あ、これラピュタっぽいな~。。。」と思う場面があったり。。。
わたしは、『シュナの旅』という宮崎駿さんの本が
とても好きだったので、それをゲド戦記の原案として
使っているということですが、やはり、
宮崎駿監督にこの作品は映画化してもらいたかった
という気持ちは残ってしまいました。
宮崎駿さんは、『シュナの旅』のあとがきに、
『アニメーション化がひとつの夢だったのですが,
現在の日本の状況では,このような地味な企画は通るはずもありません...
何らかの形での自分なりの映像化を思いたった』
ということで、本にされたことが書かれてあったので、
これは、いつか映画化されるのかなぁと楽しみにしていたものでした。
このことを知っていて映画化したのであれば、
父の願いを叶えようとしたのかなぁと思ったり。。。
でも、映画は、ぜんぜんちがう話しだし。。。
だんなさんから聞いた話ですが、
父と子で、それぞれポスターを描いて、
ゲドの原作者に、どちらがいいか選んでもらおうと見せたとき、
宮崎駿さんが「こっちのほうがいいでしょう?」と自分の描いた方を推したという
話もあったり。。。父は映画化を反対しながら
実は熱が入っていたのだなぁと、笑ってしまいました。
宮崎駿監督の新しい作品も含めて、次回を楽しみにしています♪